資格発行団体の選び方

資格発行団体の選び方

自宅教室、おうち教室と呼ばれるものは、以前はお菓子やパンなどの食品系の習い事が主流でしたが、近年ではハーバリウムやキャンドルなどのクラフト系の資格も増え、人気が集まっています。

その一方で、様々な資格認定を謳う協会や個人が増え、どこで資格を取得すれば良いのか、判断に悩む状況になっています

 

JLAの事務局にも
「JLAの●●の資格と、××協会の資格はどう違いますか?」等、比較検討のお問い合わせをいただくことが多々あります。

ということで、皆様の資格取得の際の参考になればと思い、資格発行団体の選び方についてご紹介したいと思います。

 

注:JLAという資格を発行している立場からの記事になりますが、当協会で資格を取得していただくことを目的としたものではありません。

あなたの資格取得の目的は?

何かを習ってみようと思う時、
「何となく興味を持って・・・」
「SNSで見かけて可愛いなと思って・・・」

最初の動機はこれでOK!

「好き!」「ワクワクする!」というのは学びの第一歩。ぼんやりとしたもので構いません。

しかし、「資格を取得する」となると、それなりの決心が必要となってきます。

その理由は、「分かりやすく魅力的な言葉や写真につい惹かれてしまう」という、誰しもが持つ危うさにあります。

自身の目的がはっきりしない場合、魅力的な言葉に踊らされてしまいます。

  • あなたの目的は何ですか?
    (JLAのバスボム講座の例)
    ・教室を運営して収入を得たい
    ・自分や家族のために入浴剤を手作りしたい
    ・今自分が持っているスキルのプラスαにしたい

教室を運営して収入を得たいと思っている方

資格を取得される方の目的としては、ここが一番多いかと思います。

「どの程度の収入を得たいか」
これは最初に明確に決めておかれることをオススメします。

なぜなら、教室を運営して、お小遣い程度の収入を得ることと、生計を立てられるだけの収入を得ることでは、難易度が大きく変わってくるからです。

生計を立てられるだけの収入となると、資格取得だけでなく、経営やマーケティングの深い知識も必要となってきます。

現在ではこのような「おうち起業家」向けの「〇〇をするだけで売上50倍!」等の魅力的な言葉を並べた、内容の薄いコンサルタントやサービスが溢れています。
自分自身の着地点をしっかり決めておかないと、それらに散財してしまう危険性が高くなりますので、要注意です。

また、ブームの影響もあり、自宅教室があちこちで見かけられるようになりました。
ご自身の住むエリアで検索してみると、多くの教室がヒットすることに驚くかもしれません・・・
一つの資格でまとまった収益を得ることは難しいというのが現状です。

–人気のある教室の例–
バスボムの講座に、キャンドルやアロマグッズなどを組み合わせている

うまくいっている方は、顧客(=生徒さん)が興味を持つ資格をいくつか取得し、複合的に教室運営をしていることが多いです。

資格を取得して収入を得たいと考えている方は、複数の資格を提供している団体を選ぶと良いでしょう。

 

資格認定講座の種類と選び方

資格が取得できる講座の形式は、3つあります。
①通信講座
②一定期間通うスクール型
③短期講座

  1. 通信講座
    メリット:費用が安い、自分のペースで学べる
    デメリット:やる気を維持しづらい、疑問点を質問しにくい
    向いている人:とにかく手軽に始めたい、通信講座で以前も資格取得したことがある
  2. スクール型
    認定された学校(教室)に、週1回約1ヶ月程度通って資格取得となることが多い
    メリット:時間をかけてゆっくり学べる、学んでいるという実感が持てる
    デメリット:スケジュールを合わせないといけない、講師の質にばらつきがある
    向いている人:時間に余裕のある人、じっくり復習しながら進みたい
  3. 短期講座
    1日(または2日間など)で資格取得できる
    メリット:すぐに資格が取れる、交通費が節約できる
    デメリット:一気に詰め込むことになる、あとから疑問点が出てくる

短期講座の場合、事前に講座のカリキュラムをチェックし、本当に短時間で習得できる内容が組まれているか確認しましょう。

また、金額やカリキュラムばかりに気を取られてしまい、発行団体をチェックするのを忘れてしまいがちな点も要注意です。
情報がきちんと公開されているか、チェックすることが必要です。(公開されていないところは避けるのが賢明でしょう)

最近では個人が発行する資格も溢れています。

個人の発行する資格は、特に注意が必要です。
資格発行団体にとって一番重要なことは「存続し続けること」
資格を取得してくれた方のためにも、その資格が意味あるものとして残り続けることが求められます。

団体の場合は、一個人の都合に左右されませんが、個人発行の場合、その個人の都合によって資格が消滅してしまう事例が多く見受けられます。

 

責任をもって資格として維持していく、信頼のおける人物であるかを見極める必要があります。

類似・同等の資格であれば、個人よりも団体を選ぶのが良いでしょう。発行元の情報が公開されていないところでの受講は絶対に避けてください。

以上を踏まえ、まずは自分の目的を明確にし、それに沿ったものであるかをホームページや口コミを参考に判断していってください。

最後に

資格を取得し、新しい世界を広げることは素敵なことです。だからこそ、悔いのない選択をしてほしいと願っています。

インターネット上には多くの情報が氾濫していますが、このページの内容が皆様の参考となりましたら幸いです。